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瀬戸内オリーブ基金
店頭募金を通じて瀬戸内オリーブ基金の環境保全活動を支援しています。「瀬戸内オリーブ基金」は、産業廃棄物の不法投棄事件「豊島事件」をきっかけに設立し、豊島及び瀬戸内海の美しい自然を守り、再生することを目指しています。
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豊島事件
香川県の認可のもと違法業者により、豊島の国立公園内に大量の産業廃棄物が持ち込まれ、約10年もの間大規模な環境破壊が行われました。汚染された大地は枯れ、地下水が汚染され、その地下水が海に流れ出すことで、海洋汚染まで発展した惨澹な事件です。破壊された植生は東京ドーム6個分を超えます。
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経過と課題
事件から約10年をかけ、ようやく廃棄物の撤去が開始されました。約20年と約800億円の費用をかけ、ようやく廃棄物の撤去が完了。現在行っている地下水の浄化が完了するまでは更に5~10年の歳月が必要とされています。そして破壊された植生は未だほとんどが破壊されたままとなっています。
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オリーブ基金の活動
豊島の生物多様性の再生・保全のためにオリーブの木を植えて植育を行っているほか、瀬戸内海のごみを撤去するなど、事件により破壊されてしまった自然環境を取り戻す活動を行っています。また、二度とこのような事件が起こらないよう、事件を語り継ぐ啓蒙活動を行っています。
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店頭募金について
ららぽーと・イオンモールを除くサンキューマートのレジ前に募金箱を設置しています。お客様のご支援により、募金箱の設置が完了した2022年8月以降138,000円の募金が集まっています。(2023年3月現在)現在は若い世代にこの事件を伝えるための啓蒙活動に着手をしています。